私は、海事代理士・行政書士としての仕事も行っており
書類作成代行が主な業務ですが、その中で私が行っている業務の一つに

自分史作成・自分史ムービー作成があります。
これを始めようとした理由について書いております。

ちょっと長くなりますが、お読みいただけると嬉しいです。

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私は、プロフでも書いてありますが、はじめから士業をやっていたのではなく
公務員として仕事をしておりました。病気や事故などにより職を辞したわけですが
その後もいろいろな仕事をしました。

ダイビングのインストラクターとしての仕事をはじめ、
日雇アルバイトや大手企業の派遣事務社員、自動車の製造業などなど
多分、10種類以上の仕事をしたのではないでしょうか?

特に日雇いアルバイトのときなどは、その日に仕事が決まることも
あったのですから、その日に始めてやる簡単なお仕事もあったのです。
そんな経験もしましたね。

50年もたつと、人生山あり谷ありで、よきも悪きもそれぞれ思い出が
たくさんあるものです。

今は、ほかの仕事もしながら士業の仕事もやってますが
以前、ブログにも書きましたとおり、ソーシャルメディアとの出会い
そして人との出会いが私に自分史をつくらせようと思わせたのです。

それは皆さんがご存知の通り、フェイスブックです。
このソーシャルメディアは過去に遡って投稿をすることができ、
自分のライフイベントが簡単に作成できたのです。

生まれたときから、子供の頃にあった出来事!学校生活、就職、
初めての車の購入、結婚、生まれた子供、子供の成長
転勤、旅行、退職、資格の取得、起業などなど、
人生について語ると50年もたつとそれこそ、ものすごい思い出と写真の山です。

しかし、その写真は子供たちにも見られることはなく、いずれはただのゴミになってしまいます。
であるならば、デジタル化して思い出を残しておけば、膨大な写真やアルバムも整理できる
と思いました。

それを思うきっかけを作ってくれたのは、父の死だったかもしれません。
残された分厚い写真のアルバムが数十冊もあったのです。
そのアルバムを私はよく見たこともありませんし、私がその膨大なアルバムを
引き受けることもできないし、火葬でも今は写真をたくさん入れることはできません。

一人残された母は、それを少しづつ整理しておりました。

それを見た私は、私の生きた人生・思い出を手軽に見れて、保管場所も必要がなく、
家族などにもしっかりと残しておこうと思いまして、生まれたときからの写真や思い出の写真を
少しずつ、アップ投稿していきました。もちろん、投稿の公開範囲も自由に決められるので
非公開で投稿をしておりました。

当時の写真をアップして、思い出を書きとめ、そして、グーグルアースを貼り付けて
旅行先の場所を画像で見たり、you tube を貼り付けて当時の動画を添付したり
自分でも作っていて楽しいものになりました。

そんな時、フェイスブックで知り合った友人からNPO法人立ち上げへのお話を
いただきまして、その目的が当時、札幌等で高齢者の孤独死が発生しており
その防止のために、コミュニティー活動を行うとのことでした。

確かに私の母も田舎で一人暮らしをしておりますが、地方自治体の人が
二日に一度、電話による所在・健康状態の確認をしていただいており、
家には非常時の緊急連絡ボタンまで設置されております。

それでも孤独死は後を絶たないのが実情です。

また、ある日、ニュースである地方自治体が高齢者にスマートフォンを持たせて
これに個人の健康状態、かかりつけ病院、投薬の種類などをインプットしておき
それを持たせて、毎日、ワンプッシュで、その健康状態を管理している、

GPS機能もついていることから、所在も常に確認できるという素晴らしい使い方を
試験的に実施しているとの報道がありました。北海道でも一部の自治体で
タブレットパソコンを使用して、同じような取り組みをし始めたところもあります。

そんな時、ふと、思いついたのが、ソーシャルメディアを使えば
これをコミュニティーとして一つの場を作って、高齢者同士で楽しく過ごし
連絡を取り合えば、孤独から解消されるのではと思いました。

幸いパソコンは各家庭に普及してきており、シニアの皆様でも利用される
時代になってきましたので、無料のソーシャルメディアを使用して
私が作成しているような自分史を友人達で共有して楽しめないか?

そうすることによって孤独が解消できるとされているコミュニティを作ることができ
連絡も取り合えて、楽しめる。なおかつ、利用は無料!ということに気がついたのです。

ブログなどでも自分史を作成して、交流しているシニアの人たちはいますが、
フェイスブックと違って匿名であり、その所在地もわからない。本当にネット上での
お付き合いです。

それでは、コミュニティを図ることはできても、真の孤独の解消にはならない。
実際にお互いにリアルに知り合い、出会い、活動することによって孤独が
解消される。それには、フェイスブックが一番だと考えるようになりました。

そこで、フェイスブックをよく知らないシニアの人たちにフェイスブックを教えることから
始めようとしまして、札幌でフェイスブックの講師などをしていたIT関係の会社である
(株)アークの加藤先生に相談しました。

加藤先生とは、フェイスブックで知り合い加藤先生のフェイスブックのセミナーにも
参加いたしまして、札幌ではIT関係で顔も広いことから良いアドバイスがいただけるのでは
とおもいました。

相談したところ、パソコンは正直、キーボードとマウスの両方の操作で、新しく覚える人には
敬遠されがちである。スマートフォンは画面が小さく、シニアには操作しにくい。

タブレットなら指先でタッチするだけで大丈夫ですし、日本語入力も簡単にできるという
お話をいただき、ふと、地方自治体で高齢者向けに試行で行っているスマホやタブレットの
ことも思い出しました。

そこで、方向をタブレットを操作して、自分史を作る。さらに加藤先生からムービーにすると
面白いかもというお話もいただきまして、いろいろな面でこれからはタブレットを持っていれば
いろいろなことが解消できるのでは?との考えがまとまりました。

パソコンでもいろいろ編集ソフトがありますが、タブレットのアプリは
高度に専門的なものではなく手軽に安価で楽しめる。
これもタブレットの強みです。
実際、タブレットで写真を取り込んで簡単に素敵なムービーができる
アプリがたくさんあります。

そんなことがきっかけとなり、タブレットによるフェイスブックの操作方法や
アプリを使っての動画の作成方法を教えるようになりました。

いまでは、自分史ムービーに限らず、各種イベントのプレゼンムービーや
記念パーティでのムービー、家族のいろいろな記念日にサプライズの
プレゼントムービーとしてもお使いいただいて好評を得ております。

そのような動画は、 ↓  こちらのyoutubeで公開しております!ぜひ!ご覧ください。

https://www.youtube.com/user/19580427/


私も人生、山あり谷ありでした。そんな思いや旅行、家族との素敵な思い出の
写真を使って、楽しいムービーを作る。そして楽しい仲間とコミュニケーションを
作る。これが私に自分史・自分史ムービーの作成を指導しようとしたきっかけでもあります。

もちろん、エンディングノートのようなものと敬遠される人もいますが、
自分の過去を整理して、素敵な思い出を楽しむことが目的でもあり、また、
それが法的な根拠とはなりませんが、遺言や相続に役立ては、それこそ
素晴らしいものになるのではないでしょうか?

取り留めのない話になってしまいましたが、最後までお読みいただき、
ありがとうございました。

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